二代目と三代目

Evernote Camera Roll 20140810 181033
友人も家業を継いでいる。二代目。二代目が決して悪いわけでもない。
俺も実家の家業を継いだ。三代目。継いだと言ってもなんせ上に兄弟がいるので継いだと言ってもいずれかは出なければいけない状況だった。ましては結婚して相手の家に嫁ぎに行った長女が帰ってきてついでにその旦那も家業で働くようになった。ただ単に兄弟と言うだけの上下関係の中で俺が末っ子というだけの状況で俺が弱い立場だった。そんな状況の中で好き勝手にやった結果が倒産だった。別に好き勝手やったわけではないのだろうけど結果を見れば一目同然。
どうであろうか。夫婦で働けれたら俺の居場所が無いんだよね。くそだよ。
でも俺が外で働きに行くようになって何となく分かるようになった。二代目、三代目が悪いとはいえないけど、庇護があるんだよね。何か失敗しても責任を負わなくてもいい緩い環境。
別に何でもかんでも責任を負えって訳ではないけど、やっぱり仕事する上で大なり小なりの緊張感があるはず。それは決してファミリー経営というローカルルールで無くて、一般世間のルールがあるはず。
戦争に行っていた司馬遼太郎が昭和史が書けないと自覚していた。あまりにもつらい経験だったはず。文章は感情が先走ると書けないものだなぁと思ったりもする。読み手もくそだの馬鹿だの罵声、恨みの事なんて読んでいて面白くないし負の感情を貰いたくない。
自然淘汰。経営にしろ、その職業にしろその職場に合っていない人はどんなにリカバーしてもやっぱり辞めていく人は辞めていく。それでもいいと思ってしまう。俺は価値観が違うなと思った人とは話さない。なるべく。なぜなら話しても徒労に終わると思う。共感が無いのに辛いだけ。
例えば、俺が働いている会社にもう一人ドライバーがいる。触らぬ神に祟りなし。俺のスタンス。
ドライバーって給料安いんだよね。と言っていた。その彼はいくら会社が忙しくても公務員以上の厳密な出勤退社を守っている。その割には夫婦共々タバコを吸う。ビールを飲む。子供を三人育てる。犬は4匹飼っていて、車を持っているし、自転車は数台持っていて、一台は有名はビアンキ、週末にはテニス、卓球、ボクシングをやっているらしい。それをイメージするととっても充実している生活に思えて仕方が無い。決して給料が安いと彼が言って生活とは全然違う。それを一度指摘したことがあった。そうしたら「そうだね。はっはっはっ」とそれだけ。言葉が重みの無い人。これまたくそ。

毎年一回会社でゴルフのコンペがある。今年は俺が優勝した。ハンデもあったのでラッキーだった。
会社の専務がゴルフが上手くなりたかったら100万円ぐらい使わないとねーと笑いながら俺に言っていた。
バーディー会も入った。でバーディーを一個取った。その彼は取れなかった。
彼からすれば面白くないはず。その彼が二代目。

庇護があるので緩い。緩いのが悪いわけではないけど緩い。

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